体調に不安があるときは利用を見送る
発熱、強い疲労、めまい、飲酒後など、体調が安定していないときは利用を見送ってください。体力が落ちているからよもぎ蒸しで回復しようと考えるのではなく、休息を優先しましょう。動悸や息切れがあるときも、そのまま温め始めないことが大切です。
妊娠中は利用を避けてください。妊娠の可能性がある場合も、自己判断で試す前に医療機関へ相談しましょう。生理中や出血が多いとき、外陰部にかゆみや痛みがあるとき、原因の分からない出血があるときは見送ってください。生理痛や感染症をよもぎ蒸しで治そうとする使い方も適切ではありません。
子宮筋腫などの持病がある人、治療中の人、薬を服用している人は、利用の可否をかかりつけの医療機関へ確認してください。更年期のほてりや発汗がつらいときも、追加で温めれば整うとは限りません。サロンで受けられると言われた場合でも、医療上の判断とは分けて考えましょう。
熱さや刺激を我慢せず途中で中止する
蒸気は、見た目から温度を判断しにくく、肌の一部に強い熱が当たることがあります。外陰部や座面に触れる部分が熱い、ひりひりする、痛いと感じたら、すぐに蒸気から離れて中止してください。全身が温まる前でも、局所にやけどが起こる可能性があります。
開始前には、温度や蒸気量を誰が調整するか、途中で席を離れられるか、スタッフを呼べるかを確認しましょう。予定された時間を最後まで受ける必要はありません。会話ができることや、汗が少ないことだけで安全だと判断せず、肌への刺激や体調の変化にも注意してください。
- 熱さ、痛み、かゆみ、肌の刺激があれば中止する
- めまい、頭痛、動悸、吐き気、息苦しさがあれば中止する
- ふらつくときは無理に歩かず、周囲に助けを求める
- 症状が強い、改善しない場合は医療機関へ相談する
植物の使用でかぶれた経験がある場合は、使用材料を事前に確認してください。よもぎ以外の植物が混ざっていることもあるため、名称だけで判断せず、原材料の説明を求めましょう。「天然だから刺激がない」と考えないことも大切です。
水分補給と休息を準備する
利用前には、その日の体調や水分を取れているかを確認してください。水分は前後に少量ずつ取り、発汗や体調に応じて調整します。冷たい飲み物は効果を消すと考えて、飲める水分を我慢する必要はありません。水分制限などの指示を受けている人は、その指示を優先してください。
持ち物は、飲料、汗を拭くタオル、着替え、必要に応じた羽織り物が基本です。サロンに備え付けがある場合は、持参の要否を確認すると荷物を減らせます。長い髪やアクセサリーは設備の案内に沿って整え、安定して座れる姿勢で受けてください。
終了後は汗を拭き、通気のよい場所で休みましょう。寒ければ衣服で調整しますが、ほてりがあるのに保温を続ける必要はありません。立ち上がるときはゆっくり動き、ふらつきがないかを確認してください。疲労が残っているときは、長湯や激しい運動を追加せず、体調が落ち着くまで休息を取ります。
翌日までだるさが残った場合は、血流が良くなった証拠として扱わないでください。症状の程度や持続を確認し、利用を休止します。水分や休息だけで解決すると決めつけず、強い不調や繰り返す症状は受診の相談につなげましょう。